【詩】この花をいま、君に捧ぐ

★月見草


毎夜
月のゆらぎに身を抱かれ
逃れることの叶わない私は


月の従者


満ち行きし時
焦りと苛立ちに胸をかき

引き欠けし時
哀しみと絶望に膝をつく


されど
この想いまでも縛ることは
何人を以てしても



けして侵されることは ない


─────────────


花言葉『自由な心』

☆【月島りおさんに捧ぐ】




< 23 / 54 >

この作品をシェア

pagetop