紙飛行機にのせて…
「あららぁ?なーに赤くなっての?静也君!」

「っ、つ…」
慎也が、何も言えないでいると…


ガタカダ!
「琴美⁈」

痙攣を…起こしていた。
「あ、ぁあ!」

「っ、何だ⁉︎おい!琴美ちゃん⁉︎」
痙攣している、琴美を政人は抑える。


「あ、ぁあ!」

「琴美ちゃん!」

「琴美!」
五十嵐も、抑えた。


「琴美ちゃん!」
その光景を、只々、慎也は見ることしかできない。

けど…
「琴美!」

彼女の名前を…自分では分からないが呼んだ。


「慎也、お前…」

「静也、君?なんで…」


それと同時に、

ピタッと、琴美の痙攣は…収まり、
フッと、琴美はまた眠りについた…


「ふぅ。よかった…けど、様子見だな。」

「ん?どしたの〜?そぉいえば、さっき…」

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