紙飛行機にのせて…
「ん?」

「に…」


ホワイトボードに、

『楽しみだにゃ^ ^』
と、慎也に書いて見せた。


「そっか。」


カシャ。

「…まだ持ってたんですか。」

「ウフフ〜。楽しみね♪琴美ちゃん☆」
琴美は、首をブンブン振った。


「嬉しいの?嫌なの?」

「にゃ〜!」
立って万歳した。


「…あの、琴美は、重病人ですよね?」


「えぇ。そうよ?けど、調子良い時は良いのよ。」

「…なるほど。」




——————…


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