紙飛行機にのせて…
「ちぇー。」
詠一は、口を尖らせた。

屋上を出る。詠一は、慎也の少し後に…


「「あ。(ん?)」」
ばったり…

「慎也、来てたのか。」

1番会いたくない、父親に…あってしまった。



「勉強するから、もう帰るけど?」

「そうか。慎也…許してないのか?」
許す?


「そんなの…許してないから。それじゃ!」

「勉強、してるんだな…それでも。」

「〜!」


そう言えば、思う。

-なんで、勉強してるんだろう…
と——



「黙れ!」


「あの時は、ああするしか…あ、琴美ちゃんの事だが…時間ないから。」

「は?」

「話さないか…2人で…「あんたなんかと、話すことはないから!」

出口に向かう。


「明日、家でな!」

***


ウザイウザイウザイ!

壁に拳を強く打ちつけた。何度も…

「はぁ…はぁ…っ。」


落ち着いて、
「父さんと…ね。」
呟く。

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