なによりも大切なもの。
 
俺らが出会ったのは

七月七日、ある土曜日の七夕だった。



ナンパから始まった俺らの恋は
驚くべきスピードで深まっていった。

浮気性な俺。
心配性なあいつ。

俺が、ふと言った
「重い女は嫌い。」

その言葉をしっかり覚えてて
俺にそういう部分見せなかった。

本当は、心配性でやきもちやきなのに
俺にあわせてくれてさ。



無理させたよね。

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