私が聞いた昔話
タイトル未編集

『誰か』との出会い

わたしは、ごく普通の高校生。
ほんとになんの取り柄もない。

って思いたい。という多分そうなのだ。だからこそ、わたしはいまクラスメイトにイジメられている。

何かとりえがなければダメなのか?そんなことを思う毎日。でも、しょうがない。

いじめられるのは、私が悪いから。そう思って過ごすしかない。私は今、多分世界で一番不幸だ。自意識過剰だと笑う人は、一日私になってみればいい。わざと聞こえるか聞こえないかくらいのとこで、名前だけば出さないで私だとわかるように大声で悪口を言われ、お弁当には虫が入っている。靴を隠されるようなことはないが、靴の中の奥に毛虫が入っている。それに気づかなくて、履いてしまう私を見てわらるクラスメイト。

最初の方は、なんか私やった?と思った。だけど、そんなことを思うだけ無駄だった。涙が出てくるだけだ。

一番不幸な私に、誰か幸せを下さい。




そんなことばかり思う日々。しかも明日から学校のグループで風俗界で働く女性という課題で、レポートを書かなければならない。なぜ風俗なのか意味がわからないし、高校生にそんなことさせていいのかと思う。くだらないことに首突っ込んでるひまがPTAにあるなら、まずこの活動を無くせ。

しかもグループ。私が、一人でやらなけれはならない。最初っから最後まで。

明日、学校に行くのが死ぬほど嫌だ。
< 1 / 1 >

ひとこと感想を投票しよう!

あなたはこの作品を・・・

と評価しました。
すべての感想数:0

この作品の感想を3つまで選択できます。

この作家の他の作品

公開作品はありません

この作品を見ている人にオススメ

読み込み中…

この作品をシェア

pagetop