Darkness love1

漆黒の髪と金色の髪

そんなことを考えていると、いつの間にかコンビニについていた。


そして、材料を買い、コンビニを出た。


もう、夕方か。


周りが茜色に染まっている。


それでも、私には綺麗に見えない。


すべてが、くすんで見える。


はぁ…。


なんで生まれてきちゃったんだろう。


私なんて、いらない存在なのに。


お父さん。


もう、疲れたよ。


本当は一人は、辛いよ。


お母さん。


なんで、私を産んだの?


なんで…。


なんで、私を置いていっちゃったの?


お父さん。


お父さんっ…


苦しいよ…
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