Darkness love1
「な、何言ってるんだよ…サキ…」


その言葉に、さらに微笑む。


「弟のこと、見殺しに出来るような人とつき合えるほど、馬鹿な女じゃないんだけど?」


見殺し…?


「お、れが…見殺しをした、だ、と?」


するわけないじゃないか。


「私…何か間違えたこと…言ったかな?」


サキは形の良い唇に人差し指を当てる。


そんな姿を見ると、どうしても俺だけの物にしたくなる。


可愛い。


オレの物。


そんなお前が、俺から離れてく?


「…あぁ、間違いしかいってねぇなぁ…」


俺と別れる?


何の言い間違いだよ。


俺がユウを見殺しにした?

 
あれは見殺しにしたんじゃない。


最期を見届けてやったんだよ。


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