あなたに逢えてよかった。~叶え、夢~

  *  *  *  *  *


夏帆「い、いやぁァァァァ!!!!」


悠哉「大丈夫だって。あれ、ただのこんにゃくだから。」


肝試しがスタートしてから10分。私達は全然進まない。
でも、悠哉は手、繋いでくれるからちょっとは怖くない…いや、怖い!!!やっぱり怖い!!!

でも、怖いのは仕方がない!!こんな暗いところ、好きなはずがない!!


悠哉「お前…なんか猫背だぞ?(笑)」


ううっ…別に元から猫背じゃないんだよ?!い、今は怖くて…。


夏帆「だ、だって下向いてたらまだ怖いのましだもん!」


て、ていうかなんか悠哉ってば私のこといじりまくりじゃん!!
こんな暗いところでいじられると…ちょっと…。…別にMって訳じゃないよ?


夏帆「あんまりいじらないでよぉ…。今いじられるとなんかこわぃ…。」


悠哉「ごめんごめん(笑)可愛いからしょーがないじゃん?ていうか可愛い夏帆が悪い。」


んなっ!!//////かっ、可愛いってっ!!!//////絶対私のこと馬鹿にしてる!!
私なんか別に可愛くもなんともないし!!


夏帆「だぁかぁらぁーーー!!!!いじらないでよぉーー!!!」


悠哉「は?いじってるつもりなんてないし、まず今さっきのは本音だし。」




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