血の記憶






あれから関わることはなかったものの高橋くんの存在は私の支えだった。


拒否していて勝手だけど心の片隅でどこか、頼っていたんだ。


でもその高橋くんはいない。


私の前には二つの道が残された。


一つはこのまま彼の暴力に絶え続けるのか


もう一つは


別れるか。


限界だったしこれからもこの暴力に晒されることを当たり前だと思うことはできなかい。




それを当たり前だと思うほど心が、腐りきってはいなかった。




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