ツンデレエンジェル彼女&溺愛デビル彼氏♡
「どっから声出してんだよ」


冷たいものの正体は缶ジュース。


あ。斗真、買ってきてくれたんだ。


手に取るとオレンジジュース。


「ありがと‥‥‥」


一口ジュースを飲むと甘い
みかんの味。


「ここは涼しいなー‥‥‥って、お前顔真っ赤じゃん‼︎」


私の顔を見るなり、びっくりした
様子で斗真が言う。


「あー。なんか、暑くて。冷房効いてないのかねー。」


最後にふにゃっと笑う私を見て
斗真は怪訝な顔をして手を
私の額に当てた。


あ。気持ちいかも。


斗真の手はまるで氷のように
冷たくてようやく熱があることに気づく



「あっつ‼︎熱でてるぞ、お前‼︎」


私の体温にびっくりして額から
手を離す斗真。


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