神様なんていない
学校からの帰り道。炎天下の中、私は長い坂道を歩いていた。


ガードレールの下には海が見える。光り輝く海とは対照的に、私の心は暗い淵をさ迷い続けていた。


いつまで私は、この世界で生きていくのだろう。


生まれ変わったら、もし生まれ変われるなら何になりたいのだろう。


海みたいに輝ける自分が欲しかった。
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