カ ク レ オ ニ

「そ、そんなの嘘…でしょ?あはは、美亜こんな時にやめてよね?」

声を震わせながら英里奈が言い放つ。
何を言ってるのだろう。私はこんな時に冗談は言わない。
それを伝えようとした。
その時、

「いや、あながち嘘じゃないみたいだぜ」

蛍が言った。
由美が不思議そうに「なんで?」と質問した。

「だって本当のことだから。」

とみんなに携帯の画面を見せてきた。

「え、はや…し先、生?」

そこには落下したあとだと思われる林先生の姿があった。

「美亜もこれを見たんだろ?」

蛍が聞いてきた。

「うん、間違いない。同じやつだよ」

キーンコーンカーンコーン…

その時丁度タイミング良くチャイムが鳴った。

ガラッ

あみが

「ごめん…」

と言いながら戻ってきた。

その日の授業はみんな頭に入らなかった。

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恋愛(学園)163ページ

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初となる小説です。 拙い文章ですが、よろしくお願いします! この小説は事実二割の想像八割でできています。 純愛の学園モノを書いたつもりです。 主に、『花咲 実陽』の恋愛から始まり、『高梨 ゆかり』や『岩原 隼人』などと実陽の周りも巻き込んで色々な視点からを組み合わせたものです。 作者自身、どうなるのか全くわかりません。笑 でも読者様が見ててにやけたり、ドキドキしたり、共感できる小説を書いていきたいです! *この前卒業しました。リアルゆかりも隼人も駿も三人とも大好きです。これからもよろしくね*

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