レンアイ上級初心者


聖夏「はよ!今日も朝から元気だな笑」



そんなに元気そうかな?



どちらかというとちょっとテンション下がりめだけど…




ん?



そこで私は聖ちゃんの後ろの髪が少し跳ねてるのに気がついた。




莉羅「ねえ、聖ちゃん。ここちょっと跳ねてる。」





私は聖ちゃんの頭へ手を伸ばして跳ねてるところをとかした。




聖夏「り、莉羅!いいよ!自分でできるって!」



莉羅「何言ってんの!自分じゃどこが跳ねてるかわかんないでしょ?」




そう言うと聖ちゃんは顔を背け大人しくなった。





一体何なのよ…。





莉羅「ほら、戻ったよ!」




聖夏「サンキュ……」




少し顔が赤いような聖ちゃんを不思議に思いながらも、2人で駅に向かった。




駅に着くと少し時間が余ったから、駅のコンビニに入ることにした。




何買おうかとウキウキしながら入ると一番最初に目に入ったのは今一番見たくないものだった。




か、河内柊…!!



なんでこんなとこで!





どうにか気づかれないようにと別の場所に移動しようとしたけど一歩遅かった。




柊「あれ〜?秋本莉羅じゃん?偶然だね〜♪」




莉羅「ど、どーも…」





聖ちゃんはなにがなんだか分からずに聞いてきた。




聖夏「莉羅ってこいつと仲良かったっけ?」




莉羅「な、仲良くなんてないよ!」




柊「え〜ひどいな〜。これから仲良くしようって昨日言ったのに〜」





言ってねえよ!!!




もうまじこいつ何なの?!


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