君と僕の一夜物語
「ここら辺で売るか
ちょうど屋台の器具もあるし」
空の器具の横に
干し肉を置く
『勝手に使っていいの?』
「ここはそういうもんなんだ
空の器具は、場所代さえ払えば
これを使ってここで売っていいぞ、
って感じのな」
『便利だね』
「だからこの街に来る商人も
多いんだ。売りやすいし、売れやすい
ちょっと場所代払ってくるから
荷物見ててくれ」
『分かった』
シオンが立ち去ろうとしたとき、
ふと後ろを振り返り
リファを見つめる