君と僕の一夜物語



『………』


「………」



『…いいだろう』

「!本当か!」


しばしの間の後、
嬉しい返答が帰ってきた


『だが…もし、魔女である私を
利用しようだとか、
売り飛ばそうだとか考えていたら』


「…いたら?」



『殺すぞ』


笑顔で言う彼女に

シオンは冷や汗しか出せなかった

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