ドジっ子の作ったオムライス
思わぬ所にドクイリ現る




ガチャッ…

鍵が開いてる。



きっと先輩が入っているのだろう。


僕は日直の仕事があって

それにいじめという名の告白を

さていたから帰るのが遅くなったのだ。





「ただいま帰りましたー」




「…」





あれ?



先輩の靴あるけど


返事がない。






「わぁあ」


テーブルにはオムライス


今度は前より良くできている。


でも相変わらず僕のにはケチャップで

“ドクイリ”と書いてある。



今回は本当に食べるのが怖いな…


なんせ作るところを見ていないから…


< 77 / 137 >

この作品をシェア

pagetop