優しさに包まれて
そのまま何度も触れる唇。

そのキスは深いものに変わっていく。

立っていることができなくなった由華は、翔の袖をぎゅっと掴むが翔は、深いキスを繰り返す。

耐えられずに由華は膝をカクンとさせてラグの上に座りこんだ。

翔は、座りこんだ由華をラグの上に押し倒し、キスを繰り返す。

首筋に噛み付くようにキスし、自分の印を残していく。

そして、唇にキスをしようと由華の顔を見て、由華が泣いていることに気付いた。

『ごめん。急ぎすぎた…。』

そう言って触れるだけのキスをして、由華の体を起こす。
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