優しさに包まれて
『公人…。おはようって、朝から何してるの?』

呆れたような優希の声。

その声に俺は動きを早める。

呆れたような声を出していた優希が

『あっ…んぁっ…』

色っぽい声を出した。

優希は、声を上げながら俺を引き寄せる。

これは優希がキスしてほしいときに必ずする動き。

何度かの優希との行為で覚えた優希のクセ?のひとつ。

そのまま優希の柔らかい唇に触れると自分から舌を絡ませてきた。

そしてキスしながら、

『もう…あぁっ…イッちゃう…。』

そう言って俺にしがみつく。

優希の体がビクンっと何度か震えた後、俺は優希の中に全てを吐き出した。

< 112 / 145 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop