優しさに包まれて
『公人。起こしちゃってごめんなさい。これっ、ビックリしちゃって…。』

優希が薬指を見つめる。

『気づいてくれて良かった。』

『ありがとう。すごく嬉しい…。』

『俺のものって証。会社でも、ちゃんとつけてて。もう他の男に触らせたくないから。』

『うん。』

『じゃ、明日も仕事だから寝よう。優希と一緒だと、ぐっすり眠れるんだ…。おやすみ、優希。』

公人は、私を抱きしめたまま寝息をたて始めた。

私も、そのまま眠りに落ちた。
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