きらきら輝かせて恋色に
初めてのキスは…

「くっ、これ意外と大変…」

この広い食堂を掃除!?

しかもひとりで!? 無理でしょ!!

学校の教室4部屋分くらいあるよ…。

掃き掃除は何とか終わったけど、
ぞうきんがけ…つらい…っ。

「お前は馬鹿か」

顔を上げると、六郎さんが私を見下ろしていた。

『…お前は孤独になればなるほどメアリーに近づく。』

…だっけ。

こんな広い食堂を一人で掃除…か。
メアリーそのまんまじゃん…。

六郎さんの思うつぼだなぁ。
< 59 / 120 >

この作品をシェア

pagetop