悪魔の微笑み【短編】
「千夏…」

歩が吉田麻美と一緒にやって来た。

そして歩と吉田麻美が私のほうへと近づいてくる…


「吉田さん!」

私は吉田麻美に声をかけた。
蝉の声が大きかったせいか私はいつもより声を張り上げて言った。

「歩と2人で話させてくれないかな?」


吉田麻美は、歩と顔を見合わせて西側へと歩いて行った。

歩が私の右側に立った。
そして私は一息ついて、喋り出した。

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