1cmの勇気
開いた扉
 「香月くん・・・、好き」

気がつけば私はそう言っていた。

 「え・・・・・・?」

 香月くんの腕から解放されると、香月くんは目を見開いて私を見ていた。
< 203 / 298 >

この作品をシェア

pagetop