Sexy Bpysと生徒会室で…。
「では,新3年生での生徒会委員は宮近さん,岸さん、阿部さん,岩橋さん,神宮寺さん,篠原さん,藤ヶ崎さんに決定いたしました。」

あぁ…。決まっちゃった…。

後戻りは出来ない。

3年最後に嫌な思い出が作れちゃう感じだ…。


ー休み時間

「おいっ,何お前ら?生徒会に入ってんだよ」

ほら,始まった

「あの場で断れるわけ無いじゃん。
 しかも一代と海帆じゃなくて,創造と真理 と友愛がなってたらどうする?
 どーせお前らも,いじめられる側になんだ よ」

あー言っちゃったー

まーいっか!

「は?よく,その口で言えるよな?」

はぁ,面倒くせぇ

「あー別に優太達に言ってもいいんだよ?忘れてない?一代とあの5人は幼馴染だってこと」

私は,表情と言葉が矛盾している。

表情はニコニコなのに,声はめっちゃ怒ってる。

「チッ.行くぞ」

ああーやっと終わった。

面倒臭かったな。

「一代ちゃん,ごめんね?」

海帆が私の制服の袖を掴んだ

「海帆…。しっかりせい!
これからは,うちらが生徒会やよ?
うちらがしっかりせんでどーすんねん!」

私は,適当に方言を入れながら言うと

皆,笑う。

だから,私はこれを利用してみんなを笑わせている

みんなの笑顔を見ていたいから…。
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