やばいトコを見られたっ!
幸せな未来へ
***


あれから、半年が経った。


その夜、ソファに座ったイッシ君は、テレビのニュースを観ながら、膝の上で寝ているキャンディの背中をなでていた。

いつもの光景だ。


あたしは、ホットミルクの入ったマグカップを手に、イッシ君の隣に座る。


「あのね、キャンディの新しい飼い主探しの件だけど」


「ああ、いい加減、そろそろ見つけてやらないとな」


「見つけなくていいと思う」


「なんで」


「だって……
< 244 / 248 >

この作品をシェア

pagetop