やばいトコを見られたっ!
「あたし、この家の家政婦さんになる。
家事全部やってあげるから、お給料ちょうだいよ」
かわいい甘えた表情をして、悩殺したつもりだったけど。
イッシ君は、悩殺されるどころか、あたしに軽蔑の視線を向けてきた。
「お前、自分が居候(いそうろう)の立場だって、分かってないのか。
居候が家事をするのは当然だろ。
それで金を取ろうなんて、ずうずうしい。
しかも、今日の夕食だって……」