もう一度、あいたい。
清水と私の班はその日教室の清掃当番で、掃除が終わり私と清水は一緒に昇降口にむかった。
テスト週間中なので、部活動はない。
「じゃーな、また明日!」
昇降口につき、待たせていたそれぞれの友達のところに向かう。
「じゃ!」
軽く手を振ると、私はすぐに友達のところに向かった。
あんまり話していると、また「ラブラブだね〜」なんて、からかわれるし。
清水はたぶん、いつもと同じ顔で笑ってた。
笑って、また明日って、言った。