紅い姫

私は暫く見詰めていたが…
不審者になりたくないので

門をくぐって、職員室に向かうんだが…

「只今…迷子でございま~す!!」

はい…見た目も…校舎の中も…
凄く立派で…
凄く…凄~く…広いンデスヨ…

ヤッパリお城だ…と呟きながら
歩いて居ると…

「おい」

後ろから声が掛かり…振り向くと…
アイドル並みに整った顔で
瞳が青のとってもイケメンな男が立っていた…


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