紅い姫

「遅くなりまして…
ごめんなさい…」

私は二人に謝ると翼が
デコピンしてきて

「ったく…
どれだけ心配したか…」

としゃがみこむ翼に
隣に居た直樹が…

「翼がもう少しで…
修羅を使って里桜を探そうとしてたからさ…電話かけさした…」
「ありがと!」

今度からは連絡して来いよ…
と言われて素直に頷いた…
すると…翼が行きなり立ち上がって…

「里桜を連れてたのはお前か?」
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