【完】好きになれよ、俺のこと。
「俺以外の男に、そんな顔見せんなよ?」
わ……っ////
パニックになりながらも、
うん
と、頷きかけて、私は胸の中のとある違和感に気がついた。
そういえば……
私、安堂くんに怒ってたんだった!
頷きかけていた首の動きを、慌てて横の動きに変える。
「や、やだっ!」
「へ?」
ぽかんとした表情の安堂くん。
「わ、私、怒ってるの!
さっき見たんだから!
安堂くんが女の子を、手当たり次第に口説いてるとこ!」