【完】好きになれよ、俺のこと。
「しゅ、柊くんに何かあったの?」
《そういうことだから!
よろしく頼むね!》
「ちょ、なっちゃん?」
私の声が届いたのか届いてないのか分からないけど、プープーッと、一方的に電話が切れた。
な、なんだったんだろう……?
でもとりあえず、一刻も早く保健室に行かなきゃ。
今は柊くんの無事が心配でならない。
柊くんが無事でありますように…!
私は神様に祈るような気持ちで、保健室へと走り出した。
そして────
ガラガラッ
「柊くんっ!」
保健室のドアを勢いよく開けるなり、私はそう叫んだ。