【完】好きになれよ、俺のこと。


走る私の頬を涙が伝い、それは水滴となって夜空へと吸い込まれていく。




どうしよう、涙が止まらないよ……。




叶翔……。




ごめん、ごめんね……。




忘れてしまって……。




『はじめまして。

俺の名前は安堂叶翔。

君の名前は?』




あの日、出会ったことは


偶然なんかじゃない。




必然だったんだ───。



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