幸せになりたいだけ。
出会い
次の日


私は、自分の持ってる車で舞の家まで走らせた。


発信 -舞-


舞「…もしもーし…」

侑「舞?着いたよー!」

舞「え!まぢ?今起きたーごめん上がってきてー」

侑「もうー(笑)」


これはいつものこと。
私が迎えにいって起きてることなんてほとんどない(笑)


侑「相変わらず寝坊魔だなー(笑)」


舞「まぢごめんー(汗)」

侑「いいよー(笑)ほら、準備してでるよー!」



-車の中-

侑「どこいくのー?」

舞「海いこ!海!」

侑「えー!こっから一時間はかかるよー?」

舞「いいじゃんかー♪せっかくいい天気なんだしさ♪」


侑「もう…よっしゃ!海行ってやるー!(笑)」

舞「そうこなくっちゃ♪」



舞と馬鹿みたいに騒いではしゃいで
辛かったおじいちゃんのこともほんのり忘れることができた。
やっぱり舞は人を元気にする天才だと思う。


侑「舞、ありがとうね。」

舞「なにがー?別に私が行きたかったから来ただけだし♪(笑)」


侑「そうですか(笑)」

舞は本当にいいやつだ。


舞「あ、そうだ!これからさ、中学の時の友達と花火しようと思うんだけど侑夏もどう?」


侑「花火?あんた季節違いじゃん(笑)」


舞「いいのいいの(笑)そいつがやりたいっていうんだもん(笑)」

侑「そいつって誰よ?(笑)」

舞「中学の時の友達でさ、まあ、なんていうのセフレみたいな関係だったやつ(笑)」

侑「まぢか(笑)」


舞は本当に恋多き女だと思う。(笑)
うちも人のこと言えないけど(笑)

実際、亜稀には秘密で浮気してたし、
今も3人の男と遊んでる。
何人かは告白してきたりしてるけど、
今はなんとなく彼氏がほしくなくて無視してた。

舞「どうする?」


侑「…花火してやろうじゃん♪(笑)」


舞「んじゃ、迎え行くか♪」



これがあいつとの出会い。



< 6 / 12 >

この作品をシェア

pagetop