君といたあの夏
「え、お前の家ここ?」
「え、あ、そうだけど・・・・・」
・・・・・それが何か……って
あ!!
私の家無駄に広いの忘れてた!!
「あ、あはは……昨日、今日はありがとうございました。あなたさまのお陰で助かりました。今度こそほんとにさよなら」
自分でも可愛げの無い冷淡な挨拶だとは思ったけど
もう二度と会うこともないだろうしいいだろう
「おう。じゃあな」
・・・・・・・・・・「また明日」
その声は夏乃には届かなかった