赤黒いバラ
泣き止むと、斗真は前に渡したブレスレットの事を話し出した。
「あれ。ルビーインゾイサイトって名前のパワーストーンなんだ。だから桜にあげようって思った。自信を持たせてくれる効能らしいから。桜は変に自信無いんだよ。」
と、真面目な口調で喋り出した。
「…俺さ、桜のみんなにも優しいところが好きなんだよ。無理してでも相手を思いやるところが。たまに意地悪なことしたり言ったりしてるけど、何だかんだで気にしてるじゃん。」
まあ、気にさわったりしたら嫌だしそのあと嫌われるとかなると嫌かな…。
「だから、今日本音話してくれて逆に嬉しかった。だから、そのブレスレットは桜が持ってて。自信持てって。」
斗真が私に対する思いもブレスレットをそんな意味でくれたとは知らなかった。
私達は何事もなくそのあと別れを告げた。
ありがとう。
「あれ。ルビーインゾイサイトって名前のパワーストーンなんだ。だから桜にあげようって思った。自信を持たせてくれる効能らしいから。桜は変に自信無いんだよ。」
と、真面目な口調で喋り出した。
「…俺さ、桜のみんなにも優しいところが好きなんだよ。無理してでも相手を思いやるところが。たまに意地悪なことしたり言ったりしてるけど、何だかんだで気にしてるじゃん。」
まあ、気にさわったりしたら嫌だしそのあと嫌われるとかなると嫌かな…。
「だから、今日本音話してくれて逆に嬉しかった。だから、そのブレスレットは桜が持ってて。自信持てって。」
斗真が私に対する思いもブレスレットをそんな意味でくれたとは知らなかった。
私達は何事もなくそのあと別れを告げた。
ありがとう。