俺様な偽物の恋人ッ?!!!
「っは、そこまで拒否されると流石に傷つくんだけど?」
『じゃあ、近寄らないでよ!』
「だから、コレも男嫌い直しの一貫、だと思え。」
そんなの思える訳ないでしょ!?
ガチャ
「おぉ~やってるね。」
?!?!誰!
「来たか。」
開いた扉の方をみると、これまたイケメンさんが。
………この人も生徒会なの?
生徒会って美形集団?咲も美人だし…
「あ、俺は笹木仁だよ。因みに咲の彼氏。
よろしくねー。」
ゆっる!
よろしくねーって、、、
て、うん?
ちょ、………まって、待って待って
『彼氏?!咲のっ!?』
「うわ、おまえ暴れんな、落ちんぞ?ソファーから。」
そういやまだ捕まったままだったね…
『じゃあ、はなして!
そしたら、落ちる心配ないでしょ!
てゆーか、咲!何で言ってくれなかったのさ~…』
「…まって、夏恋。
知らなかったの??」
『だって、教えてくれなかったし…』
「、、、はぁ、鈍感にもほどがあるわよ!?
私と仁がつき合ってるのはほとんどの人が知ってるわよ?
多分、夏恋以外は……」