俺様な偽物の恋人ｯ?!!!

「……へぇ？生徒会主催なのにねる奴とか居んのか。」



生徒会主催だからなんなのさー？



『てゆーか、いい加減離してよ！生徒会長様！！』




「生徒会長様？？


俺、彗星て名前あんだけど？」



はぃ？知ってますよ。そのくらい。


さっき咲から聞いたし。



『で？』


「うわー……やっちゃったね。夏恋。」



なにを？！



何かしでかした？！




「この子強者だね。」




強者なんかじゃないですけど！


「俺に向かってそんな事いう女お前が初めてだな。

…名前言ってくれたら離してやる。（ﾆﾔﾘ」



名前、とか呼びたくないけど…


このままで居るよりはいいかな。





『わか、った！！

……す、彗星！！


言った、言ったからはなしてっ』





「つまんね。そこはもっと恥じらうもんだろ。」


そう言いながらも離してくれる。

『あんたの要望なんて聞いてないから！』



もう、生徒会長様じゃなくてあんた呼びしてやる！



「だ、か、ら、名前呼べっての。」