君のいいところ、1つしか思いつかない。




「ちょっと紗月、行くの?大丈夫?」


「うん、このままだと帰ってくれなそうで面倒だし」





最後にもう1本ポッキーを手にして、5人の集団に続いて教室を出た。









連れてこられたのは、4階の廊下。


図書室がある校舎とは反対側で、この階は使われていない資料室とかしかなくて、人はほぼ来ない。






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