私の横に居る人
私は智樹を見た。

微笑む智樹。

「もっと気持ちよくさせてあげるよ。」

智樹の手は私の太ももに触れ…

「…んっ。」

私の恥ずかしい部分に下りて行った。

もう息をするのが苦しい。

智樹の指が私の中をまさぐる。

私はシーツに頭を押し付けて首を振り、この刺激の逃げ口を探した。

「ダ…メ…。」

今度は智樹の舌が足の間に下りてきて、触れている部分が熱くなってきた。

しばらくそれが続くと、一瞬智樹の動きが止まる。

「悠、痛かったら言って。」

智樹は、自分も脱ぐと私を見つめた。

涙目の私に、いつものように微笑む。

「俺に任せて。」
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