どろっぷ
はじまりのはじまり
端正な顔立ち、柔らかい声

笑うと薄く現れる笑窪

「うあー、早見君かっこよすぎー」

私、白石 沙弥は

彼、早見 恭一君に

絶賛片想い中です。





早見君はその顔立ちの良さと性格の良さで、

学校で一番の人気者。

そんな早見君と普通の私にもちろん関わりなんかなくって、

私はただ早見君を遠くから見つめてるだけで良かった。










だけで良かった、のに────。
< 1 / 5 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop