巨人のドン(短編)
「…ほんと?」






ドンの顔と声がパッとあかるくなりました。







「ほんとうだよ。ボクときみはともだちだ。」







「うん!」









それからドンはフゥといっしょに遊びました。









山をこえながらおいかけっこをしたり、ふたりでしりとりをしたり、いっぱい遊びました。










そうして、お昼の時間になったとき、ドンの足のほうから声が聞こえてきました。











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