悪役系女子


カオルさんと出会ったのは二年前。

その圧倒的な存在感と整った顔


何より、纏っていた張り詰めるような雰囲気。

王者という言葉が相応しい彼に惹かれた。



町にいくたび、彼を探して目で追いかけていたのは、ずっと昔のことのよう。



その半年後、奇跡的にも彼のセフレとなりそれからは彼等の倉庫にある部屋で定期的に重なった


カオルさんの女癖は悪い。


不特定多数と関係をもっていた。

変わらないメンバーは三人くらいで、他はその日町で会った女。


私に連絡してくれるのが嬉しくて、メンバーに入ったときは本当になきそうだった 


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