【彼氏、捨ててやります】




いおが私にしてきてくれたことを思うと、やっぱりいおが….いおが私を裏切るなんて思えない。



けどなんだか、もう…誰も信じられない。



せっかく協力してくれた斗真先輩にも、申し訳ないな。


……もう、どうでもいっか。


信頼してる人に裏切られるって、傷つくのは当たり前だけど…


それ以上に体力も、気力も全部…全部なくなるんだなぁ。



…ぼーっとする頭で、そんなことを考えていた。




「…………もう、嫌だ…」



私は誰もいない中庭のすみっこのベンチに座って、ただひたすら泣いた。


< 27 / 84 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop