イジワルな君に恋しました。





その日の夜、奥村先輩から早速ラインが来た。



『あの後何もされてない?
大丈夫だった?
勝手に首つっこんじゃってごめんね』





開くとそんな文が。


その文を読んで頬が緩むのが自分でも分かった。




嬉しくなって何度も読み返す。



頭で何て返そうかいろいろなパターンを思い浮かべる。






『大丈夫でした。
いえ、私が巻き込んでしまったのに助けてくれて嬉しかったです。
本当にありがとうございました!』





結局送ったのは無難なもの。


まぁ、他に返し方なんてないもんね。





その後先輩と少しラインをしてから、眠りについた。







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