深夜26時はキミと一緒に、
足元に広がる手紙の数々は、全て女子生徒からの“ラブレター”である。
毎日、毎日ロッカーに入る山のようなラブレターに俺はもうなす術がない。
今日も、またこんなに大量に…。
「...クスクス。大変ですねー、早乙女先生。」
可愛らしく微笑混じりにこちらを見て話す、この小柄な女性は青柳 早苗(アオヤナギ サナエ)先生。
音楽科の先生である。
ウェーブがかった長い黒髪で、細身で華奢な体、眼鏡の上からでも整った顔立ちが伺える女性だ。年は、俺より3つ上で28だったか…。
「ほんとですよ、毎日毎日。もうホント参ってますね。」
「あら、嬉しくないんですか??」
「冗談じゃないですよー。女子生徒は恋愛対象外です!」
早苗先生は、上品でよく笑う花みたいな人だ。
俺はギャーギャー騒がしい女子生徒よりも、こういった品のある女性のがよっぽどかタイプだ。
「いま、帰りですか?途中までご一緒しますよ。」
「じゃぁ、お言葉に甘えて。お願いします。」
毎日、毎日ロッカーに入る山のようなラブレターに俺はもうなす術がない。
今日も、またこんなに大量に…。
「...クスクス。大変ですねー、早乙女先生。」
可愛らしく微笑混じりにこちらを見て話す、この小柄な女性は青柳 早苗(アオヤナギ サナエ)先生。
音楽科の先生である。
ウェーブがかった長い黒髪で、細身で華奢な体、眼鏡の上からでも整った顔立ちが伺える女性だ。年は、俺より3つ上で28だったか…。
「ほんとですよ、毎日毎日。もうホント参ってますね。」
「あら、嬉しくないんですか??」
「冗談じゃないですよー。女子生徒は恋愛対象外です!」
早苗先生は、上品でよく笑う花みたいな人だ。
俺はギャーギャー騒がしい女子生徒よりも、こういった品のある女性のがよっぽどかタイプだ。
「いま、帰りですか?途中までご一緒しますよ。」
「じゃぁ、お言葉に甘えて。お願いします。」