もう、恋はしない。
その日の帰り。

春夏が、用があるから残ってと。言ったので。

教室で一人。

春夏は多分。

先生の手伝い。

「あっ!ごめん」

と春夏。

「話なに?」

春夏は困っているように。

もじもじする。

「真美。あのね。私達なにがあっても、友達だからね。それだけはなにがあっても、忘れないでね。」

と、いって、春夏は、泣いた。

そんな、春夏が可愛くて。

たまらなかった。

「あたりまえっ!」

そう言って私達は。

約束をした。
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