夜ー闇に隠された瞳の奥ー




「あ、ありがとね」


龍太に肩を揺らされながらだけど、質問に答えてくれた男の子にお礼を言う。



「おう!」


可愛い笑顔で笑うな。



このクソ龍太とは大違い。






「おい、頭飛ぶから」





私はそう言って龍太の腹を殴る。







「ぐへっ」



龍太が私から手を離す。




頭ガンガンする。





< 247 / 587 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop