夜ー闇に隠された瞳の奥ー
「その、こいつが俺の方にぶつかって謝りもしねぇから……」
「はぁ?それはお前だろ?」
あぁ、言い合いが始まる。
てか、原因どーでもいい事だな。
「そんくれぇで喧嘩してんじゃねぇよ」
龍太がそう言って1人の胸ぐらを掴んだ。
はぁ、止めるか。
龍太が喧嘩しかねないもんね。
パンパン!
私は手を叩いた。
「なんだ?」
「あ、あいつじゃね?」
野次馬が反応する。
「龍太、そこまで。手ぇ、離してやれ」
私はそう言って龍太たちの方へ向かう。