夜ー闇に隠された瞳の奥ー
リビングに向かうと、龍太が一番最初に私に気がついた。
「あー!みずな!おはよ!探したよ!」
でしょうね。
「ところで龍太」
「んー?」
「……この部屋の有様何?」
「えっ………」
「だから言ったのに………」
「龍太の責任ですね」
「おまえらうるさい」
龍太、治矢、直気、夏の順番で呟いた。
「汚すぎ」
龍太がキッチンの棚の中をあさっていたらしく、キッチン用品はぐちゃぐちゃに出ている。
歩く場所がない。