夏影
「え、何が……?」


「また、あのバカ女たちに嫌がらせされても、お前はいいんだな」


千影は戸惑った。


「どういうこと…?」


「俺はお前をフォローする気は無くなるよ。だからお前のこと、悪く言うこともできるんだぜ?君たちのこと嫌ってるみたいだよ、とかね。あいつら、俺の言うことなら間違いなく真に受けるよ」


〈そんな……〉


千影は青ざめた。またあの日々が戻ってくる?


あの嫌がらせされた時期が。


毎晩寝るのが憂うつだった。


寝たら朝がくるから。


また学校に行かなければならないから。


あの日々が戻ってくる。
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